SIVの人間への感染経路

2017年9月22日 at 5:27 PM
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1989年、野生チンパンジーからSIV(サル免疫不全ウイルス)が初めて分離されました。HIVと近縁のウイルスです。ケナガチンパンジーからは1種類、ツェゴチンパンジーからは3種類のSIVが分離され、お互いに近縁関係であることがわかりました。野生状態のチンパンジーからさらに多くの検体を得るため、尿や糞から抗体や核酸の存在を確認する技術が開発されます。糞尿を採取するだけではなくて「この糞はチンパンジーのものである」「この糞の“持ち主”のチンパンジーは以前に検査をされたことがない」ことを確認するために研究者がどのくらいの努力をしたか、私はもうひたすら頭を下げるだけです。
 次はSIVの人間への感染経路。カメルーンの村で「霊長類への暴露(サルによって傷を負う、血液や唾液に触れる)」経験者を定量化し、それと人口統計、SIVの研究結果を組み合わせると、1921年に中部アフリカに暮らしていた成人で過去に1回でもチンパンジー血液に暴露した経験者は1350人となりました。野生のツェゴチンパンジーのSIV感染率は5.9%。ウイルス量によって変動する感染確率を考慮して、著者は80人がウイルス感染血液に暴露し、そのうち1~3人が感染者となった、と推定しました。非常に少ない数ですが、ゼロではありません。さらにこういった「種を越えた感染」は、HIVのサブタイプを見る限り、過去に最低4回は起きています。
 感染の拡大には、売春と医療を著者は考えています。アフリカには「リスクの高い売春」」と「リスクの低い売春」があるのですが、リスクの高い売春が広がった時代とHIV感染が拡大した時代とは重なっています。さらに昔は注射器や注射針の消毒は不十分でした。そのため、(著者もかかわった)「眠り病」に対して中部アフリカで大々的におこなわれた巡回医療班の活動が、「ウイルス」を広げる効果を出してしまいます。

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